星に車をつなげ!

参考になったものをまとめていきます。 テラスハウス山チャンネルの書き起こしもやってます。

カテゴリ: 読書感想

主人公ユウキがネットワークビジネスに傾倒していく様子が描かれている。主語は「僕」で、ユウキの視点で物語が進む。そのはずなのに、すでにユウキの意思が介在する余地があまりに小さいような、奇妙な感覚にとらわれる。ユウキが緩慢に、かつ淡々と、アリ地獄へ足を踏み入 ...

これぞ連作短編集の醍醐味、と言わんばかりの完成度。各々の物語が少しずつ絡み合い、全体像が徐々に明らかになっていく。しかし、順調にパズルのピースを埋めていったと思ったら、いつのまにか広大な暗闇に連れ置かれたような心地でいることに気づき、思わず身震いする。実 ...

ダ・ヴィンチの「七人のブックウォッチャー 絶対読んで得する14冊」というコーナーで書評家の大矢博子さんが「あれもこれも乗り越えたジャニオタ歴40年の私が自信を持って推す」と評していた(2018年7月号)。実際に読んでみて唸った。たしかにこれは自信を持って推せる…。 ...

天才はあきらめた (文庫) [ 山里亮太 ]価格:669円(2018/11/4 07:14時点) 「天才はあきらめた」ってそういう意味かぁ、と嘆息する。 呼吸するように“何者か”になれる人。意識せずに出た自然な言動が、周囲から「特別だ」と思われる人。それが、山里亮太の定義する「天才 ...

常日頃から他人の想像力の無さに眉をひそめている自分にとって一番苦しいことは、己の想像力の無さを指摘されることだ。相手のことをすべて分かったふうに思い込んでいたら、実は何一つ分かっていなかった。想像を及ぼすことができなかった一面を突きつけられ、立っていられ ...

『卒業』『眠りの森』『どちらかが彼女を殺した』『悪意』『私が彼を殺した』『嘘をもうひとつだけ』『赤い指』『新参者』『麒麟の翼』に続く、加賀恭一郎シリーズの10作目であり、最終作。前作では加賀と父親の知られざる約束が描かれたが、今作では蒸発した加賀の母親につ ...

ナナメの夕暮れ [ 若林 正恭 ]価格:1,296円(2018/11/4 07:08時点) こっちは気にしすぎなくなる薬がもしあるなら、常用したいぐらいにはもう生まれた時から気にしすぎてしまうのだ。(“あとがき”)私も「気にしすぎてしまう」人間だ。ずっと、自意識過剰な自分を恥じてきた ...

↑このページのトップヘ